5月28日の日経平均株価は前日比600円40銭(2.10%)高の2万9,149円41銭と大幅上昇しました。約3週間ぶりの2万9,000円台回復です。
株価が上昇してくると購入したくなってくるものですが、最近は乱高下が激しくこの上昇が継続するかどうか悩ましいところです。
そんなとき判断する指標は様々ありますが「配当利回り」「配当性向」もその一つに加えてみてはいかがでしょうか?
配当利回りとは
「配当利回り」とは、購入した株価に対し1年間でどれだけの配当を受けることができるかを表した数字です。
日経平均の平均配当利回り(売買単位換算)は1.82%(予想)です。
<計算式>
配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株購入価額×100
配当金額が同じ場合、購入株価が高ければ配当利回りは下がり、購入株価が低ければ配当利回りは上がります。
このほか配当金に着目した指標として「配当性向」もあります。
配当性向とは
配当性向とは、その期の純利益(税引後利益)の中から、会社が配当金をどのくらい支払っているかを表した数字です。
<計算式>
配当性向(%)=1株当たりの配当金額÷1株当たりの当期純利益×100
配当性向が低いからといって「悪い」とは必ずしもいいきれません。会社の成長のため敢えて配当せずに内部留保している場合もあります。
まとめ
わたしが保有している株式の中でも配当利回りの高い会社は株価が比較的安定しているように思われます。
とはいえ「配当利回り」は重要な指標ですが、それだけで判断するのは危険です。
事業の成長なども含め、他の指標と同様に総合的に判断した上で選ぶようにしましょう。
※投資はご自身の判断でお願いします。
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